どうも、ジャコウです！年末年始にかけて通院していたタイガも元気になってきたので少しずつ再開していきたいと思います。
さて今回は、先週土曜からセブンイレブン等で始まった一番くじ「スーパーマリオブラザーズ いつでもマリオ！ コレクション 35th Special」（ながっ！）を初日にお店を巡ってひいてきた話です。どうぞよろしく！
お目当てはA賞のおしゃべりマリオ
一番くじの存在は知っていたけど、これまでしたことはなかったので今回がデビュー戦。タイガがどうしてもやりたいというので発売日の朝からセブンイレブンを巡ってきました。お目当てはA賞のおしゃべりマリオです。
タイガはいま猛烈にマリオのファンで、年末年始の通院でもマリオのぬいぐるみを抱えながら闘っていました。ピーチ姫を助けるために世界を駆け巡り、クッパと戦う様に力強さを感じているらしく、そこに憧れやらなんやらといった自分の想いを重ね、いま相当入れ込んでいます。だからなのかタイガいわく「どうしてもマリオがほしくてたまらない」のだそう。
その日は、朝食を済ませて少し休憩した後の9時頃からタイガと共にコンビニをまわり始めました。そしたらなんとすでにA賞がない店舗がちらほら。おい、まだ9時やぞ…！？
早速、マリオの人気を思い知ることとなり、一番くじ初心者の私とタイガは玄人たちから洗礼を受けたわけであります。特に住宅街が近いセブンイレブンではその特徴が顕著で、自分の住んでいる近郊では9時半の時点でA賞は全滅。なんということでしょう！？
A賞のあるお店で6回引いてみた
そんなわけで、工業地域や閑散とした国道沿いのコンビニまで足を伸ばしてようやく見つけました金鉱を！A賞の残っているコンビニを！！
時間はもうすぐ11時になろうかというところ。A賞が残っているお店は思いのほか遠く、気づけば家から15kmほど離れていました。景品はほぼ手つかずの状態でどの賞も綺麗に整頓されて積まれており、これまで景品の枯れ果てたコンビニしか観ていなかった僕にはこの景色がまるでオアシスのよう。
これは期待できそうだと、嬉々としてくじの購入札を手に取ってみると目に飛び込んできたのはなんと1回650円（税込）の文字……。
期待の気持ちを勝手に膨らませてしまった僕に頭を冷やせと水をかけるような金額で、マリオさんへの挑戦権は思いのほか高いことをはじめて知る。父さん、300円とか400円とか高くても500円だと思っていたよ……。
そんな暴利、否、夢への値段に軽くめまいを覚えつつも、タイガの想いに答えてあげたいと6回分を任天堂にお布施することに。店員さんからくじ箱を渡されると「マリオほしい！あたるかな！？」と何度もつぶやきながら一枚ずつくじを取り出すタイガは興奮気味で、それを眺めていた僕もタイガの熱意にあてられて心のなかでA賞を祈願しました。
そして結果はというと──
無念の敗退！
・C賞：バスタオル（2）
・E賞：エコバッグ（1）
・F賞：豆皿（1）
・G賞：ミニタオル（2）
そう簡単にはおしゃべりマリオは当たらない。くじだから当たらないこともある。そんな当然のことでもタイガは納得いかなかったようで、はずれが悔しくてたまらず、マリオに会えないのが悲しく、そんな想いが溢れて帰りの車の中ではずっと泣いていました。お前、そんなに欲しいのか……！？
どうしても欲しいおしゃべりマリオ！
家に帰っても泣き続けるタイガ。帰ってからの一時間だけでもう一年分の「マリオほしい」という言葉を聞いた気がするので、見かねた僕はある提案をしました。
「いらない景品をオークションで売っておしゃべりマリオを買わないか？」
と。というのも、あまりに欲しがる様子だったのでオークションを覗いてみると、おしゃべりマリオがちらほら並んでいたので、当たるかわからないくじで狙うのは諦めて直接マリオを買うほうが効率よいことと、これを機会に少しお金を自分で稼ぐ体験をしてもらおうという魂胆です。
そこで本当におしゃべりマリオが欲しいなら、いま持ってる景品で自分が不要に感じるものを一緒に写真を撮って、一緒に文章も考えて、欲しがっている人に譲り、そうして稼いだお金でおしゃべりマリオを買おうと説明しました。ねだるのではなく具体的に行動して勝ち取るのだと。
するとタイガはやってみると即答。こうしておしゃべりマリオゲット大作戦の第二幕が始まりました
次回へつづく
